今回は前回、前々回に続いて、お台場の東京ビッグサイトで開催された「SusHi Tech Tokyo 2026」の参加レポート第3弾です。
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伝統と最先端の融合:AI人形浄瑠璃ロボット
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なにやら奥まったところにある舞台で人形浄瑠璃をやっていたので、誘われるようにブースを覗いてみると、なんと、伝統的な人形ではなくロボットが演じる「AI人形浄瑠璃ロボット」のステージでした。
調べてみると、このプロジェクトは人形浄瑠璃の「型」と感情表現の構造をAIに学習させ、ロボットの身体表現として再現するという、伝統と最先端が融合した非常に興味深い研究のようです。
日本人が長年磨き上げてきた「首の傾げ方」や「しぐさの緩急(序破急)」をディープラーニングさせることで、言葉や表情に頼らずとも、たたずまいだけで「喜怒哀楽」がじんわりと伝わる動きを目指しているとのこと。
またユニークなのは、この研究を主導しているのが工学部ではなく「文学部」の教授(都留文科大学の早野教授らのチーム)という点ですね。文化や歴史という視点とロボット工学が交差したからこそ、機械的ではない、人間の心に響く「間合い」が実現しているのかもしれません。
そういう意味では、単なる自動化や労働力不足の解消を目指すものというよりは、そこにいるだけで安心感を与えたり、言葉の壁を越えて共感し合えたりする「心を通わせるテクノロジー」の未来を提示しているともいえそうです。
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会場で見かけた、ひっそりと佇む和風セット
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不動産会社関連のものではなくイベントブースの演出なのでしょうけど、僕が見たときはひっそりとして誰もいなかったですね。
現実世界へ適応する国産フィジカルAIロボットと人間に寄り添うアバターの未来形
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写真5でも「国産フィジカルAIロボット」と書いてあるとおり、高度な知能と強靭な身体性を融合させたフィジカルAIを体現していて、最大の見どころは、デジタル空間での学習を現実世界で再現する適応力とのこと。
ここ最近は国産ロボットも影が薄いような気がするので、頑張ってほしいですね。
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ちなみにAVITAは、日本のロボット研究の第一人者である石黒浩氏が代表を務めている会社としても有名ですね。
SFの世界が現場に!世界初の装着型サイボーグと汎用人型重機
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見た目はパワードスーツのようですが、調べてみると、脳の命令(生体電位信号)を皮膚から読み取って意思通りに稼働する世界初の「装着型サイボーグ」だそうです。
いやはや、世界はどんどん進んでいるんですね。
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JR西日本や日本信号などと共同開発した、高所の重作業・危険作業を機械化するための有人操縦型ロボット(重機)です。
ニュースではJRの線路メンテナンスで使われたという感じで取り上げられていたことがあり、archiclue.でも取り上げた記憶がありますね。
番外編:防災体験車から東京都のデジタルツイン、ソニーの3Dディスプレイまで
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ここからは番外編です。
会場にはVR防災体験車もありました。
最新のVR技術と特殊効果を組み合わせた没入型の防災訓練を提供する、東京消防庁が運用する専用車両ですね。
会場では体験希望の行列ができていましたよ。
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正確には、東京都デジタルサービス局のブースですね。
「3D Model of Tokyo」や大成建設の「シン・デジタルツイン」のほか、生成AIを活用した教育やAIによる水位予測、暑さ対策など、テクノロジーで都市課題を解決する多彩なコーナーがありました。
| 写真11 |
写真11は、withfsでも前に取り上げて気になっていた空間再現ディスプレイです。
専用のメガネやゴーグルを着用せず、裸眼で高精細な3D空間映像を体験できる機器です。
体験してみましたけど、たしかに裸眼で3D映像を見ることができましたね。
まとめ:人間と都市、テクノロジーが織りなす未来のグラデーション
ということで、前回のモビリティ編に続き、今回はロボットなどについて気になった展示を中心にお届けしました。
人の心にアプローチするAI人形浄瑠璃やアバターから、人間のフィジカルを拡張するサイボーグや人型重機、そして都市そのものをデジタル上に再現するデジタルツインまで、こうして並べて見てみると、テクノロジーが「人間」や「都市」とどう関わっていくのか、その未来のグラデーションを体感できた気がします。
最先端のテックに触れると、自分の頭の中のインプットも刺激されて、色々と新しいアイデアが湧いてきますね。やはりいま振り返ってみても見応えのあるイベントだったかもです。
地図
東京都江東区有明→ 詳細を「まちなみ視点 Map(地図)」で見る
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