兵庫県が淡路夢舞台の民間運営へ──老朽化と財政負担が背景

兵庫県は、「淡路夢舞台」の民間売却方針を発表しました。老朽化と維持費の増加を背景に、2027年度からの新体制による運営開始を目指しています。 

 「淡路夢舞台」は、建築家・安藤忠雄氏が設計した複合施設で、淡路市に位置しています。開業から25年が経過し、施設の老朽化に伴って維持費が増加しており、県は年間数億円規模の修繕費を負担してきました。こうした財政負担の軽減と地域活性化の両立を図るため、民間活力の導入を決断したかたちです。 

 兵庫県が公表した公式資料によりますと、資産譲渡または運営権の設定を軸に、サウンディング型市場調査を実施しています。ホテルと展望テラスについては一体売却を希望する事業者が多く、国際会議場も売却を基本としつつ、条件調整が必要とされています。百段苑など一部施設については、指定管理の継続が予定されています。

 県は2025年度中に方針を決定し、2027年度からの新体制による運営開始を目指しています。淡路島における都市再生と観光戦略の転換点として、注目される動きです。

 なお、「淡路夢舞台」は運営人にとっても思い出深い場所であり、大学時代のゼミ旅行でも訪れた経験があります。空間の記憶と制度の変化が交差するこの再編の動向について、個人的にも関心を持って見守っていきたいと思います。

Hyogo Prefecture to move Awaji Yumebutai to private management – ​​citing aging facilities and financial burden as reasons.
淡路夢舞台のホテルと海(運営人撮影)

参考記事

兵庫県/淡路夢舞台のあり方検討

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